記事内に広告が含まれています。

小さな体験から、世界と出会う探究学習①

未分類

いちご狩りに行った日 〜栃木県益子町〜


いちご狩りのハウスに入って、
最初のひとつを食べた瞬間。

ゆきんこが、にこにこしながら言いました。

ゆきんこ
ゆきんこ

「あまーい!なんでこんなに甘いの?」

本当に、ただの感想みたいな一言。
答えを求めているようでもなく、ただ「おいしい」があふれただけ。

でも、その一言で気づきました。
この甘さは、偶然じゃない。理由がきっと、どこかにある。

今日はその答えを出さない。
まずは一緒に、感じるところから始めてみます。

このブログでは、
ゆきママと小学1年生の娘・ゆきんこが、
「身近な体験を、学びに変える」ことをテーマに、
調味料づくりから始める本気の自由研究を中心に、
親子で楽しめる〈旅・アート・博物館や科学館での学び〉を発信しています。

「いちごはどうして甘いの?」

正直、理由はいくつか思い浮かびました。

「品種かな」「ハウス栽培だからかな」「太陽が関係ある?」「完熟度合いかな?」

でも、いちごを頬ばりながら説明するのは、なんか違う気がして。

私はこう返しました。

ゆきママ
ゆきママ

「ほんとだね。いつも食べてるのよりめちゃくちゃ甘いね!」

深く考えるのは、後にして!

ただ、一緒にいちごを食べながら、会話だけを続けました。

ゆきんこ
ゆきんこ

「こっちのほうが甘い!」

ゆきママ
ゆきママ

「ほんとだね。何がちがうと思う?」

ゆきんこ
ゆきんこ

「赤いから?」

ゆきママ
ゆきママ

「赤いのと白いのと、何が違うかな?」

少し歩いて、別の列へ。

ゆきんこ
ゆきんこ

「これ、ちょっとすっぱい」

ゆきママ
ゆきママ

「さっきのと、どこが違う?」

ゆきんこが主体的に何かを伝えてくるのをじっと待つ

その場で難しい説明はしませんでした。

しばらく食べ進めていくうちに、
ゆきんこが言いました。

ゆきんこ
ゆきんこ

「同じいちごなのに、味がちがうね」
「さっきのは、あったかかった」

一緒にやったのは、これだけ。

・畑の中をゆっくり一周する
・赤いいちごと、まだ白っぽいいちごを比べる
・大きいものと小さいものを並べる
・葉っぱの大きさを見る

「見る」「比べる」
それだけです。

食べながらどんどん出てくる疑問!→これが大切。

会話の中で、
こんな言葉が出てきました。

  • 「赤いほうが甘いかも」
  • 「あったかいところのほうが甘い?」
  • 「小さいのはすっぱい?」

どれも、
食べながら出てきた考えです。

「まだ分からない」で終わる

結局、
答えは出しませんでした。
私も、どうして甘いのか。。はっきりとした答えは持ち合わせていません。
大人としてなんとなくわかる感覚としての答えのみ。

  • なぜ甘くなるのか
  • 何が関係しているのか

「気になるね」で終われたのが、すごく良かった。

親が必ずしも答えを持つ、いつもいつも質問に答えられる、ということは関係ないと思います。
本当の答えに対して、合っている・間違っている、ということは今の時点ではあまり関係ないように思います。本人が疑問を持ち、仮説を感じることが大切なのだと思います。

親が常に答えを持っていると、訂正したくなりますよね。
そうすると子どもならではの仮説が出てきません。
それはとてももったいないことです。考える機会を逃していることになります。
私は何かに疑問を持つことを大切に接しています。

⬇️ 今回食べたいちごはとちあいか


本人の疑問をどのように広げていく?

帰り際、
売店でいちごを見ていたとき。ゆきんこが聞きました。

ゆきんこ
ゆきんこ

「これ、つぶしたらどうなるの?」
「ジャムにしたら、もっと甘い?」

私は、即答せずに返しました。

ゆきママ
ゆきママ

「どうなると思う?」

答えを出すためじゃなくて、確かめるために

ここから、
次の探究が始まります。

最後に;いちご博士になろう!

今回のいちご狩りではいちごのハウスを初めてみて、たくさんいちごを食べて、手も口もベタベタになりました。

いちごが甘い理由は、たぶんひとつではありません。
太陽の光、品種、育て方、完熟のタイミング…。
今日わかったのは、「甘い!」と感じた瞬間に、調べたいことがたくさん生まれた、ということでした。

すぐに答えを知るよりも、
「なんでだろう?」を持ち帰る。
それだけで、今日はいちご博士への第一歩。

次は、いちごを買って、切って、煮て、味の変化を調べてみよう。
いちご博士への研究は、まだ始まったばかりです。

今日のまとめ

  • 楽しい体験の最中に勉強を無理に持ち込まない!
  • 会話だけで、十分に問いは生まれる。
  • 親は説明しなくていい。
  • 「気になるね」で終わらせると、続きたくなる。

    いちごが甘い理由も、味が違う理由も、まだはっきりとは分かりません。
    でも、「気づいたこと」「比べてみたいこと」「もう一回やってみたいこと」は、
    確実に増えているはずです。

次につながる研究はこちら

この日出てきた疑問をもとに、
次の研究に進んでいきます。

今回出てきた問いは、

ゆきんこ
ゆきんこ

「同じいちごなのに、どうして味がちがうの?」

この答えを探すために、
次は いちごを“料理”して確かめる ことにしました。

  • 生のまま食べたとき
  • 火を通したとき
  • 砂糖を入れたとき

同じいちごなのに、
色・香り・甘さはどう変わるのか。

だから次は、
いちごジャムを作って、観察してみます。

👉 次の記事
▶小さな体験から、世界と出会う探究学習②実践編
「同じいちごなのに、ジャムにしたら味が変わるのはなぜ?」

▶ ①の記事に戻る
「調味料って何でできてるの?」と聞かれた日

参考にした書籍・URL

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

【中古】いちご /福音館書店/平山和子(単行本)
価格:649円(税込、送料無料) (2026/2/2時点)



コメント

タイトルとURLをコピーしました